2015-07-01 第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第16号
PKOでは、国連が一括して地位協定を現地政府と結ぶことで、現地法からの訴追免除の特権を国連PKF部隊全体に付託いたします。PKF部隊が過失を起こした場合、国連には軍事法廷はありません。各国の軍法で裁くことになります。
PKOでは、国連が一括して地位協定を現地政府と結ぶことで、現地法からの訴追免除の特権を国連PKF部隊全体に付託いたします。PKF部隊が過失を起こした場合、国連には軍事法廷はありません。各国の軍法で裁くことになります。
国連PKFの兵士とともに殉職者が出ております、はい。それと、人質に取られる、拘束される、ありました。大変シリアスなことなんですね。
まず、軍事監視の話なんですけれども、これは普通、通常、国連がやる場合でも、国連PKFはもちろん中立な抑止力として武力の中立な抑止力として現場を確保するために配備されるんですけれども、例えば武装解除であるとか敵対勢力の信頼醸成を行うと、そういう作業というのは非武装の中立な監視団がやるというのが一つの通例になっております。
○赤嶺委員 私、一般的に国連PKOの活動ということではなくて、国連PKFの活動の具体的な内容が国民に十分知られているのか、こういうような質問を申し上げているわけです。 御承知のとおり、PKFの活動というのは、もう本当に武力紛争の冷めやらぬ地域に展開して、停戦の監視だとか、あるいは武装解除だとか治安の維持などに当たる、言ってみれば、常に危険と隣り合わせの活動であるわけですね。
政府は、今回、PKFの凍結解除をするに当たって、内外世論の理解を得たという認識を持っているようでありますけれども、国連PKFが具体的にどういう活動をしているのかということについて、その具体的な活動の中身について、国民にその実態が十分知られている、こういう認識なのですか。
○赤嶺委員 不測の事態が考えられ得る、そして危険な事態に遭遇する、これが国連PKFの実態なんですね。 ところが、皆さんが国民の理解を得たと言っているのは、ノーベル賞を受賞しただとか、あるいはPKOというのは戦わない部隊だということで、殊さらに危険なイメージを与えないようにしているということだろうと思うんですよ。
ただ、そのときに、アメリカ軍、イタリア軍として行くのか、国連PKFで行くのか。この違いというものはやっぱりかなり大きい。その限りで、川村さんがおっしゃったように、宮澤さんがかつておっしゃった、一国軍隊であることを超えて、六章半と言ったらいいんでしょうか、七章と言うわけにはいきませんので、国連憲章六章半というPKFみたいなものをやっぱり日本が積極的につくっていくことが必要ではなかろうかと。
○翫正敏君 ちょっと今はっきりしなかったので、具体例で聞いておきますが、ユーゴ内戦の完全撤退と現地当事者の間の一致した受け入れの合意がなければ派遣しないというのが国連の従来の方針であったけれども、ユーゴ国内の混迷の情勢下に二つの条件の実現を待たずに派遣することになったということが国連PKFですね。
ところが、そのすぐ後に、十五日の日には、国連安保理事会が、この旧ユーゴ連合軍とクロアチア軍のボスニア・ヘルツェゴビナ撤退を、この国連PKFの撤退じゃなくて、内戦激化しておるその武力紛争が、停戦協定が破られて戦闘状態になっている、その部隊両方に撤退せいということを言って、そして国連部隊はその中へ入っていくということを決定している。
他方、日本が軍事要員と申しますか、日本がこの国連PKF活動に参加する場合の日本としての考え方が別途あり、それが法案に盛り込まれていることは、先生御承知のとおりだと思います。
それを、指揮に従わないでその指揮に適合するように変える、そして別にやるんだ、こんなものは体系上、国連、PKFへの参加と言えませんよ。字面だけの論議をやったらだめなんだということを自民党の有力幹部でさえ言っているじゃないですか。そういう指図か指揮かでの問題ではないんです。
ですから、このような指揮権のもとに国連平和協力隊が出かけていくということになりますと、これを受け取る国連PKFの司令官は非常に足手まといといいますか、使いにくい組織になるでありましょうし、一方、参加する自衛隊員にとっては、常に緊張を強いられるあるいは不測の危険さえ生じかねないような形になりかねない。
それで、これに関連してお聞きしたいのですが、二番目の分、すなわち国連平和維持隊としての任務が実力により阻止されるのに抵抗する場合に武力を行使することは日本の憲法上触れるおそれがあるかもしれない、おそれがあるだろう、こういうふうに言われているのですが、要するに憲法上禁止されていることになるということだと思うのですが、法制局長官にお伺いしたいのですが、二番目の場合、国連PKFの任務が実力によって阻止されることに
今まで国連PKFが派遣された地域か八カ所ある。今活動しているのが三カ所ですか、レバノン等含めまして。そうすると、私も七九年にレバノンに行って実情を視察してきたわけですが、例えばUNIFIL、レバノンの国連暫定軍、ここに限った場合に、参加国はどんな武器を携帯して今現在活動しているのか、具体的な武器の名前を挙げていただけますか。